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不妊症スクリーニング検査


スクリーニング検査

なかなか妊娠しないという理由で受診された場合、まず、不妊症の原因として比較的よくある項目について調べる一連の検査を受けていただくところから始まります。この検査は1日だけで終わるわけではなく、月経周期の決まった時期で次のような検査を行いますが、月経周期28日で順調な方の場合で、以下のような流れになります。(月経○○日目とは、月経1日目から月経終了後も続けて数えた日数です。)

  • 随時:クラミジア検査、AMH検査(卵巣予備能検査;年齢や状況に応じて)、精液検査、超音波検査(子宮や卵巣の病気について調べる)
  • 月経3〜6日目頃:ホルモン検査;当院では下垂体負荷検査(LH−RH/TRHテスト)を行います
  • 月経終了直後ごろ:子宮卵管造影検査 (子宮内腔の形や卵管の通過性、卵管周囲の癒着について調べる検査)
  • 月経10〜12日目ごろ:超音波検査(卵胞のサイズや子宮内膜の厚みを測定し、排卵時期を推定する)
  • 月経14日目ごろ:フーナーテスト(性交後検査;子宮の粘液の中での精子の状態を調べる)
  • 月経21日目ごろ:黄体機能検査(着床や、妊娠の維持に必要な黄体ホルモンの値を調べる)

全ての検査を終了するには短くても1ヶ月程度かかりますが、決して回り道をしているのではなく、これらの検査を行うことで治療を要する病気が見つかる事もありますし、タイミング法・人工授精・体外受精などの中から最適な治療方針や薬剤の使い方を判断するための貴重な情報になります。

精液検査について、夫/パートナーの方がなかなか治療や検査に協力してくれない、という声を聞くことも少なくないですが、不妊の原因は女性に1/3、男性に1/3、両方にあることが1/3と言われています。つまり、不妊のカップルの2/3が夫(パートナー)に原因があるということですので、男性が検査を受けていただく必要は高いのです。

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