en婦人科クリニック

不妊治療

Medical

不妊治療Medical

問診

これまでの既往歴や他院での治療歴など、不妊原因のヒントになる情報を聞き取ります。

スクリーニング検査

不妊の原因となる病気や状態がないかを調べます。月経周期の中で検査を行う時期がそれぞれ決まっているものが多いため、短くても終了まで1か月ほどかかりますが、決して回り道ではなく、その後の方針を決めるための大切な情報になります。他院で最近検査された項目がある場合は、結果を持ってきていただければその項目を省略することもできます。

タイミング法

スクリーニング検査で特にご夫婦に不妊原因がなく、不妊期間もそれほど長くない、比較的若い方に対しては、一般的にまずタイミング法(排卵時期を超音波検査で正確に推定して妊娠に適したタイミングを指導する)を行います。

人工授精

スクリーニング検査で卵管の通過性に異常がない場合に行われる方法です。治療の1~3日前ぐらいの受診時に、前もって超音波検査で排卵時期を推定しておき、ちょうど排卵前後を目安に再度受診していただきます。精液の中から運動精子を濃縮して子宮内に注入します。自然妊娠を目指すタイミング法では放出された精子のほとんどはすぐに腟外に流出してしまうため、より効率的と言えます。タイミング法でなかなか妊娠しない場合や、軽度の男性因子がある場合などに行われます。

体外受精

タイミング・人工授精でなかなか妊娠しない場合や男性側に原因がある場合、年齢が高い方、卵管に異常がある方などに対して、排卵直前の卵子を体外に取り出して、体外で受精させてできた胚を子宮内に移植する方法です。年齢や状況に応じて、排卵誘発剤を使用する・しない、排卵誘発する場合の薬剤の量や方法、顕微授精を行うかどうか、胚凍結を行うかどうか、孵化補助を行うかどうか、など、様々なやり方があり、ご夫婦と相談しながら最適な方法を考えます。

治療成績

治療実績を掲載しました

料金表

当院では保険適応での人工授精・体外受精を行っており、保険適応内で治療可能な方には保険での治療を行っています。保険適応外での体外受精(43歳以上、保険での治療回数上限に達した方、自費治療と組み合わせての体外受精など)の場合の費用は以下の通りです

令和5年4月現在

体外受精(保険適応外の方)

内容 費用(税別)
採卵 初回 100,000円
2回目 90,000円
3回目以降 80,000円
卵子採取できず 60,000円
キャンセル 10,000円
培養(3日目まで) 120,000円
胚盤胞培養 30,000円
胚移植 50,000円
顕微授精 1~3個 50,000円
4~9個 60,000円
10個~ 80,000円
孵化補助(AHA) 20,000円
胚凍結保存 1年間 40,000円
胚凍結保存更新 1年ごと 20,000円
精子凍結保存 1年間 20,000円
精子凍結保存更新 1年ごと 20,000円
凍結胚融解 30,000円
自己注射指導料 1,000円

その他

AMH検査 9,000円
抗精子抗体検査 6,000円
子宮鏡検査 5,000円
TRIO検査(当院治療中の方) 140,000円※薬剤料別途
TRIO検査(検査のみ) 180,000円※薬剤料別途
子宮内膜炎検査(病理検査+培養検査) 15,000円
流産組織の残留受胎生成物検査+STR解析 80,000円